三年時はカナダのメディアリテラシーの文献を読解しつつ、メディアリテラシーについて知識を深めていく。
 夏休みに入ったあたりから、11月の法桜祭(学園祭)における学生フォーラムの発表に向け、我々の研究内容を多くの人に知ってもらうために文献としてまとめることになる。
 また、文献制作と平行して、イギリス、カナダ、アメリカなどのメディアリテラシー教育に習い実際に企画、構成、撮影交渉、撮影、編集、ナレーションなどを通した映像制作をすることで制作者の観点からメディアリテラシーについて考えるという研究方法の実践を開始する。
 フォーラム発表後には、企画提案から実際の制作活動、発表までを踏まえ、学生フォーラムに向けたゼミにおける活動全般の反省点を挙げ、向後教授と共にメディアリテラシーとは何かということを今一度再考することになる。
 実際、文献制作においては、各人が調査した文献を文献班がまとめる時に、調査結果の文章の体裁、それぞれの分野における情報量の過不足、調査における方向性の違い、単純な勘違い、各人の文章の癖、などを統一して一つの文献にまとめるのは大変だったようだ。
 映像制作においては、歴代の先輩方のお力添えもあって、映像自体は無難にみえるようではあるが、音響を含む映像のクオリティー(時間が許す限り拙い技術で高める努力はしたが妥協が必要なのかも知れない)に加え、特に内容的には制作作業に没頭するあまり我々の企画意図がなんであったのか、その時点での映像作品の状況を把握し、方向性を再構成すること怠り、悔いの残る作品となってしまう。
 補足:法桜祭でゼミの活動を写真などを中心に一般展示として発表していたことはあまり知られていない。展示自体は3日間されていたのだが、中心人物の怠慢で展示期間中に入ってからも制作は終了せず続けられており、日を追うにつれいい加減なまま展示されていたことを手伝ってくれた方や、展示を見に来てくれた方々に対し、彼の代わりにここでお詫びしておきたい。
2002年11月吉日  向後ゼミナール入室試験後、発表が妙に遅かったが、9人(女5人、男4人)が入室決定。発表が遅いので不安だったと数人が漏らしている。
2002年11月or12月 3期生、4期生の対面式が新聞演習室にて行われる。このとき新歓コンパのことについて3期生から連絡がある。
2002年12月吉日  4期生歓迎コンパ。水道橋和民にて、先生たってのお願いで(?)、男女交互(向後)に座らせられる。先輩の名前を覚えようと必死になっていた輩もいたが、急ぐことはなかったか。
2003年
1月7〜8日
春合宿  場所:日本大学軽井沢研修所  2泊3日
       費用:18,000円
          内訳   宿泊費    7,600円
                往復バス代 7,000円
                懇親会費   3,400円
 後日    余ったお金はいくらか返金された。
 合宿の前に向後先生から手紙が届く。
2003年4月吉日  4期生のゼミ始まる。メディアリテラシーについての8つの定義とかetc・・・
2003年5月27日  ゼミの時間に3期生の先輩方に来ていただき、文献、映像共に企画から完成までの流れなどを伝授していただく。私的回想ですが、この頃は未だ実感がなかった。しかし、早めのアドヴァイスのおかげで大変助かりました(先輩の皆さん謝謝)。
2003年
5月〜7月
 サブゼミをすることに決まる。日時は多数決でしばらくの間毎週水曜日に決定。先生に空き教室を使えるよう学生課に申請していただく。ここだけの裏話。
2003年
9月
 映像班は所沢を中心に撮影を本格的に開始。文献班も協力してくれた。文献については文献班を中心に映像班も担当を決めて、調査をする。
2003年
10月
 映像班は編集に取り掛かる。文献班は製本に向けて試行錯誤する。詳しくは各期生報告のところを参照。
2003年
11月
学生フォーラムで映像と文献を使って発表をする。

一応ここで2003年の4期生の活動は終了ということにしておきます。

$ 略 活動年表 ¥
$ 活動概要 ¥

4.1期生 全活動