「笑顔をくれた人」の感想(良かった点、悪かった点など)
*2001年度放送論の授業でのアンケート調査
(良かった点)
:三木さんのことがとてもよく伝わってくる作品だと思います。三木さんは他の人の幸せを願いつつも、自分もそうありたいのだろうなあと思いました。曲も良かったです挿入曲も。
:日常生活の見えていない部分も垣間見れて気がします。「幸せとは何なのか」という深い人生のテーマをわかりやすく私達に訴えてくれた番組でした。三木さんの考えている幸せの形が真の幸せなのではないかと感じます。編集も時間をかけているなと思いましたし、字幕スーパーがあることで、さらにわかりやすくなっていました。短時間にいろいろなものが凝縮されていた気がします。
:人間の幸せが何なのか、少し分かった気がする。他人を幸せにする三木さんは自分も穂本当に幸せそうだった。素晴らしい作品だった。
:「人生の最期は家族と共に暮らしたい」という言葉が印象的だった。
:初めて、学生(というか、プロではない人?といえばよいのでしょうか。)の作ったドキュメンタリー番組を見ましたが、すごく魅力的に構成されていて良かったと思います。下面中の文字も、白だったら、見にくかったと思いますが、黄色で作られていて、すごく工夫してあると感じました。時間もちょうどよく、のめりこんでしまいました。
:三木さんのゆかりのある絵本「しあわせのふくろう」を映像の中にとりいれていたことが、すごく良かったと思います。お話会の思い出の話(人形劇の女の子)も感動しました。三木さんの優しさ、あたたかさを感じられる作品だったと思います。
:伝えたいことがとても伝わってきました。三木さんの人柄や人生を素晴らしく思いました。高齢化が進む中、我々がまずすべきこと、それがふれ合いであることを再確認したように思います。幸せは何かの問いかけが心に深く残っています。また、フクロウの絵本の中身がとても気になりました。
:人が支えあっているところが良かった。年をとっても人を支えてゆけるし、自分のやる気さえあれば、何でもいつまでも動き続けてゆけるということがわかった。
:老人と若い人との触れ合いの中に暖かさがあった。老人の方々の笑顔がまぶしかった。
(悪かった点)
:映像のつなぎ方がちょっときになる。話が長くてカットしているんだとは思うんだけど、その間がほんの少し長いかなって。必要のないところで間があるのはどうかと。一度、気になると終わるまで気になってしまいました。
:音声に聞き取りがたい箇所と、BGMと声のどちらを聞き取ればよいのか戸惑うところがありました。
:エンディング曲が少し内容と合っていなかったような気がします。
:字幕が黄色なのは、良いことを言っている気がしない。
:カメラの引きが早い。テロップをもう少し長く出してほしい。すぐ消えちゃってもったいない。カットの変わりが早い。BGMの始まり終わりがタイミング的におかしい。映像と合っていない。音量も声に合わせて落としたほうがいい。
:撮影場所に工夫してほしい。構成はいいのですが、映像の撮影方法がその良さを殺してしまっている気がしました。
:時々、BGMが大きすぎるところがあった。ナレーションに集中できない。三木さんの活動とその原点について分かりやすくまとめてあると思うが、最終的に制作者が何を伝えたいのかが、はっきりと分からなかった。
:なぜ、この老人ホームに着目して、三木さんを選んだのかが気になった。もう少し、見ている側に考えさせる余裕を映像に持たせても良かったと思う。公園のブランコの揺れ方が不自然だった気がする。
|